ママだけではなくパパの働く環境が良いこともワーママが働き続ける条件

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出産・育休後に働き方を変えたワーキングマザーの体験談シリーズ。

保育園のお迎え時間の都合など育児を優先させるために、正社員からパートや正社員だけど時短勤務というように働き方を変えた(変えざるを得なかった)経験のあるワーママの体験談です。
これから同じ様な悩みを抱えるワーママに少しでも参考に、少しでも勇気を与えられれば・・・

今回は、正社員のままフレックスタイム制に。経理として働くワーママの体験談です。

責任は今まで通りも仕事量を軽減した分、ボーナスは減額でトータル年収は育休復帰前よりダウン

(仕事内容や責任、給与などの待遇面はどのように変わったか)
仕事内容は一部分、他の支店の担当者に振ったりして仕事量の軽減をして貰いました。

責任に関しては今まで通りですが、上司への報告や確認は復帰前より頻繁に行い、上司にも責任の所存を共有して貰うようにして貰いました。

給与面に変更は無しですが、ボーナスの支給額が今までに比べると減額になると思います。トータル年収は復帰前よりかは少なくなると思います。

フレックスタイム制なので、自分の裁量で時間管理や仕事管理が出来、スケジュールの都合もつけやすいので助かります。
 

他の従業員から不平不満が出ないように復帰前同様に働きたくも、いざ復帰してみて定時出社・退社はきつかった

(なぜ働き方を変える決断をしたのか。また、その決断の過程での困難や葛藤)
今までの様に定時刻での勤務だと、保育園の送迎や子供が体調不良の時に融通がつきにくく、社内でも時間内であれば常駐しているという認識を他の従業員が持っていたので、フレックスタイム制にして貰う事によって自由がきくようにしました。

また、社内で連絡が取れない時でも子供の都合で遅刻・早退しているという訳ではなく、フレックスタイム制なので未だ出社していない、もう退社してしまったというように、他の従業員にもきちんと最低限の仕事はしているという印象を持って貰えるのでフレックスタイム制を取り入れて貰いました。

出来るだけ他の従業員から不平不満が出ないように、復帰後も今まで通りの働き方が良かったのですが、いざ復帰してみて定時出社・定時退社はきつかったです。

仕事内容は上司にある程度は融通を利かせて貰い楽が出来るようにはなりましたが、1日決まった時間会社に居なくてはいけないのは、しんどかったです。
 

ワーママにとって理解のある上司を持つか持たないかで働き続ける事が出来るか否かの分岐点になる

(ワーママとして働き続けることについての悩み・感じたこと)
やっぱり仕事をする事は自分自身の今後のキャリア形成にも必須だし、絶対に辞めたくはなかったのだけど、復帰前と同等には働けないんだなという事が子供を持ちながら働く難しさ、大変さを痛感させられました。

体力的にもしんどいし、精神的にも本当にきついです。いっそ、仕事を辞めてしまって子育てに専念しようかなと思う事も多々ありました。

でも上司を始め、周りの理解力があったのが心強かったです。

ワーママにとって理解のある上司を持つか持たないかで働き続ける事が出来るか否かの分岐点になるよう気もしました。また夫も比較的勤務に融通が利くので、こちらがどうしても無理な時などは負担をして貰っています。

ママだけではなく、パパの働く環境が良いこともワーママが働き続けるには必要な事だと思います。もっともっと子持ちのパパ・ママの働く環境が良くなることを切に願わざる得ません。
 
(経理)