すぐ転職しないと保育園を辞めないといけない点がワーママの転職の不安

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ワーキングマザーならではの転職体験談。

仕事と育児の両立ってホント大変。仕事を変えて今より少しでも状況が良くなればなんて悩むことも多いはず。そんなワーママの転職活動も子供がいるとこんなにも・・・独り身のときの転職とは何もかもが違った。

今回は、家電メーカーの営業事務から職業訓練校に通いWEBデザーナーに転身した働く女性の転職体験談をご紹介します。
 

残業が増えたけど残業申請が出来るような状況ではなく、ワーママとしては身も心もギリギリとなり転職を決意

(転職に至ったきっかけ・理由)
二度目の育児休業明けに復帰したら社内の体制がガラリと変わり、男性女性に関わらず海外を含む転勤・出張が命じられるようになっていました。

その上、リーマンショックによる景気の悪さから欧米での売り上げ減により厳しい状況になり給料もカットとなり会社も社員に甘いことを言っていられなくなり、社員も経費削減しながら社内一丸となって売り上げアップに努めました。

派遣社員に辞めてもらい社員が事務処理や書類作成なども全て行うようになり、残業も増えましたが残業の申請が出来るような状況ではなくなり、ワーキングマザーとしては身も心もギリギリとなりました。

一度目の育児休暇明けとは同じ会社とは思えないほど環境が変わったのです。そこに早期退職者を募る案内があり即決しました。
 

転職先がすぐに決まらないと保育園を辞めなくてはならないという点が不安だった

(ワーママとしての転職活動で不安だったこと大変だったこと)
不安だった面は、すぐに仕事が決まらないと保育園を辞めなくてはならないという点でした。

預け先がなくなってしまっては就職活動はもちろん、仕事に就けないので困ってしまうからです。とにかく早く決めたい一心でした。

そんな中、人材登録会社の方の薦めで職業訓練校に通うことを決め、半年間、失業手当を受給しながら学校で勉強すると言う恵まれた時期を過ごすことが出来ました。

全く異業種の勉強は新鮮でしたし、時間的にも余裕ができ濃い半年間を過ごしました。就職できるかという不安はありながらも辞めた会社への未練はなく家族の太陽でいるための最善策だったと思って勉強に励みました。

習ったことはどんど身に付き卒業制作も思った以上に成果を上げ作品集を片手に就職活動も頑張りました。
 

新しい環境で若い方たちに囲まれ刺激がいっぱい。主婦としての目線も重宝がられてラッキー。

(転職して良かったことや後悔してること)
私の場合は会社の生き残りのために早期退職で100名近くの社員に辞めてもらわないと企業としての危機に陥ると言う状況だったため辞めることに感謝されました。

残った社員は一層大変になったようです。

退職金も通常の2倍程度だったので後悔はありませんでした。転職の時に38歳だったのですが年齢は意外と重荷になりませんでした。
今は新しい環境で若い方たちに囲まれ刺激がいっぱいです。主婦としての目線も重宝がられていますしラッキーでした。
 
(家電メーカー営業事務からWEBデザーナーへ転職)