希望の勤務条件で正社員採用は難しく、パート採用という会社がほとんど

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ワーキングマザーならではの転職体験談。

仕事と育児の両立ってホント大変。仕事を変えて今より少しでも状況が良くなればなんて悩むことも多いはず。そんなワーママの転職活動も子供がいるとこんなにも・・・独り身のときの転職とは何もかもが違った。

今回は、調剤薬局から他の調剤薬局へ転職した薬剤師として働く女性の転職体験談をご紹介します。
 

勤務時間が遅く、小学生2人を抱えて働き続けることに限界を感じたため転職を決意

(転職に至ったきっかけ・理由)
私は薬剤師の資格を持っており、シングルマザーとして実家近くで家を借り、正社員として働くことを希望していました。

しかし、自宅近くには営業時間が遅い時間の薬局しかなく、やむを得ず通勤時間が短い近所で働くことにしました。

当初は勤務時間が遅くても20時までと聞いていましたが、実際には21時を過ぎることもあり、小学生2人を抱えて働き続けることに限界を感じて、正社員として勤務ができ遅番を免除してくれる会社に転職することにしました。
 

遅番免除の正社員希望が通ることは難しく、パートじゃないと認められないという会社がほとんど

(ワーママとしての転職活動で不安だったこと大変だったこと)
遅番免除で正社員として働きたいという希望は他の職員との軋轢が生じるため、パートじゃないと認められないという会社がほとんどでした。

しかし、粘り強く探した結果、異例の勤務条件で採用が認められました。

シングルマザーとして子供を養う必要があるため収入も必要ですし、遅番がないという条件も必要で、両方と満たす職場を見つけることができたのは運が良かったです。

子供の急病時は実家に子供を預けて働く覚悟もあったので、子供がいることが不利になることはありませんでした。薬剤師という資格も転職するには有利でした。

ただ、子供の学校行事やPTAや子供会、学童の役員をしなくてはならないので管理職を少なくとも5年は引き受けられないと伝えたところ、会社としては年は食っているのに使いにくいという印象を与えてしまった感じがしました。
 

異例の勤務条件ということで後付けで会社に駄目、認められないと会社に言われたい放題にされている状態

(転職して良かったことや後悔してること)
異例の勤務条件ということで後付けで会社にこれは駄目、こういうことは認めないと言われることが多く、他に私と同じ労働条件で勤務している人がいないため相談する人もおらず我慢ばかり強いられています。

私としては会社に言われたい放題にされている状態です。

それでも、遅番がなくて18時に退社できるのは、小学生の子供がいる間はとても助かっています。子供が大きくなって手が離れたら管理職なども引き受けて力一杯働きたいと思っています。
 
(調剤薬局から他の調剤薬局へ転職した薬剤師)