自分の仕事より子供の健やかな成長を最重視したいから働き方を変えた

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出産・育休後に働き方を変えたワーキングマザーの体験談シリーズ。

保育園のお迎え時間の都合など育児を優先させるために、正社員からパートや正社員だけど時短勤務というように働き方を変えた(変えざるを得なかった)経験のあるワーママの体験談です。
これから同じ様な悩みを抱えるワーママに少しでも参考に、少しでも勇気を与えられれば・・・

今回は、委託契約の会社を辞め個人事業主として働くワーママの体験談です。

子供がいても働きやすいように自分で働く時間などを決められる会社だったけど辞めて個人事業主に

(仕事内容や責任、給与などの待遇面はどのように変わったか)
委託契約の会社は、完全歩合制で3~12万円の収入で研修期間は時給1250円でした。外回りの仕事でオフィスや家庭の浄水器のメンテナンスをするといった内容です。

制服を着てのお仕事になりますが、子供がいても働きやすいように自分で働く時間などを決められる会社でした。

現在は、その会社をやめて個人事業主になりました。画像や文章を作成する内容になります。子供が寝静まった後の夜中に仕事時間を作っています。給与は出来高制になります。

委託契約の会社と比較すると収入は下がりますが、基本的に家でできるので楽です。
 

子供の病気が治らない可能性があると医師に言われ、保育園に子供を預けて仕事に行くという選択は出来なかった

(なぜ働き方を変える決断をしたのか。また、その決断の過程での困難や葛藤)
0歳の子供を保育園に入れて、保守の仕事で社会復帰をする準備をすすめていたが子供の病気が頻繁でした。

単に風邪をもらってくるというレベルではなく、肺炎になり入院をするほどになってしまいました。保育園の主任さんからは、保育園に行き始めの頃は、誰でも熱をだしたり風邪をひきやすいが次第に慣れるという説明を受けたのですが、病院の医師と相談すると、保育園は菌の巣窟であり、保育園に通い続けることによって病気がどんどん悪化していきずっと治らないケースがあるとの説明を受けました。

親として医師からこのような説明を受けた以上、保育園に子供を預け続け仕事に行くという選択は難しいと判断しました。

自分の仕事より、子供の健やかな成長を最重視したかったからです。それには、雇われるというのではなく個人事業主しかないと考えました。
 

子供が産まれて見た現実は、母親が仕事に全力投球できるほど子育て支援サポートが充実していなかった

(ワーママとして働き続けることについての悩み・感じたこと)
実際に子供が生まれる前までは、子供を取るか仕事をとるかの分かれ道が結婚であるという意味が分からなかった。

子供が産まれても預けて働けば両方とれるだろうしと考えていました。しかし現実は、母親が仕事に全力投球できるほど使える子育て支援サポートが充実していませんでした。

保育園にまず入れることが大変で、入園すればミシンで縫い物を作成する必要があったりと負担もかかります。

兄弟がいるご家庭で保育園を2人とも入園希望したところ、少しでも母親の負担を役所の方が考えるのであれば同じ場所の保育園で決定するはずだが、実際は全く違う遠い場所の保育園にそれぞれ決まったりといったことが起こっていました。

国が保育園を作っても、母親に子育ての負担を押し付けたいという雰囲気がぷんぷんしていました。お金払って入園させているのにわざと大泣きしている写真を撮って保護者に渡して来たりと、保育園のやり方に悪意を感じました。

現実、このような状態でも価値観は人それぞれだと思います。個人で価値あると思うところに時間を使うべきでしょう。

私は子供を犠牲にできなかったので仕事量をぐっと減らして自分で育てていますが、保育園に行かせていた時とは別人と思うほどに元気に大きく育っています。
 
(個人事業主として画像や文章を作成する仕事)